アリオンテラス玉川学園前(分譲済)
それぞれの家族の視点で考える。マンションデベロッパーとしての発想を戸建てに。
アリオンテラス玉川学園前(分譲済)
プランニングにあたっては、配棟はもちろん、間取りやレイアウトを工夫し、隣家の窓と向き合わないよう開口部を設定します。
参考図
カースペースがポーチを兼ねる場合は幅2.75m以上を確保し、ゆとりをもたせています。これは、乗り降りのしやすさだけでなく、自転車を押しながら歩ける幅を想定してのこだわりです。
カースペースを数戸分まとめることで区画内にゆとりを確保。さらに各邸の庭や玄関ポーチのレイアウトを工夫することで、開放感を実現します。
プライバシーの確保も、塀やフェンスで遮断するのではなく、生け垣や公道との隔たりをもたせたグリーンベルトなど、屋内からの景色や街区の景観にも配慮します。
吹き抜けを設けて窓の高低差をつければ、エアコンや換気扇を使うことなく室内に風の流れをつくれます。屋外に窓が開く「縦滑り出し窓」なら風向きにかかわらず家の中に風を取り込めます。
木漏れ日を感じながらも、視線をやさしく遮ってくれるグリーンウォール(生け垣)。ウッドデッキには木調の縦格子を巡らすなど、道路からの視線に配慮します。
住んでから意外と気になるのが、隣家のエアコン室外機の排気。隣棟の窓やテラスに向かない想定位置を設定します。
参考図
玄関がすぐに道路に接しないよう、ポーチやカースペース、バットレスなどでゆとりの空間を設けます。玄関の出入りの安全に配慮したプランニングです。
塀やフェンスなどは、境界線の中心に設置するのではなく、必ずどちらかの敷地内に収めます。所有関係が明確になるので安心です。