マンションを購入する時には、物件の購入費以外に諸経費がかかります。
売買契約時の印紙税やローン契約の手数料、ローン保証料などを合わせて物件価格の3~5%が目安です。
諸経費の額は、物件価格やローンの組み方、借入額によって異なります。
ある購入者の例をもとにして、諸経費の内訳をご紹介しましょう。
Aさんの購入費用等
◆購入価格(消費税込み)/ 3,820万円 借入れ額 3,420万円
当社提携銀行ローン使用のケース
諸経費内訳
(1)登記費用 | 265,000円 |
---|---|
(2)管理費・修繕積立金等 | 316,480円 |
(3)住宅支援機構融資費用 | 0円 |
(4)住宅支援機構財形融資費用 | 0円 |
(5)提携ローン融資費用 | 622,400円 |
(6)つなぎ融資費用 | 0円 |
(7)ローン事務手数料 | 54,000円 |
(8)固定資産税および都市計画税 | 30,000円 |
(9)印紙税(不動産の売買契約) | 10,000円 |
(10)印紙税(住宅ローンの金銭消費貸借契約) | 20,000円 |
(11)火災保険料 | 89,590円 |
合計 | 1,407,470円 |
※現金のみでの購入の場合は、「提携ローン融資費用」「ローン事務手数料」「登記費用の一部」 がかからないので、大幅に諸経費が安くなることがわかります。
※提携ローン以外にも「フラット35」などの融資を利用されると、別途費用が発生します。
(参考)中古マンションの諸経費
中古マンションでは通常、仲介会社に対して支払う仲介手数料も必要です。
仲介手数料の限度額は「購入価格の3%+6万円(別途・消費税)」(購入価格が400万円を超える場合)で計算されます。
この仲介手数料が別途かかるため、諸経費は新築マンションと比較すると相対的に高くなります。
また、室内のクロス貼り替え、キッチンのリフォーム等の費用が別途発生するケースもあります。