グッドデザイン賞受賞

2014年(住宅・住空間部門)

ザ・ライオンズ一条タワー岐阜

外観写真(2012年9月撮影)

外観写真(2012年9月撮影)

外観写真(2012年9月撮影)

外観写真(2012年9月撮影)

東棟低層部(2014年5月撮影)

東棟低層部(2014年5月撮影)

ペデストリアンデッキ(2014年5月撮影)

ペデストリアンデッキ(2014年5月撮影)

左:エントランス前オブジェ(2012年9月撮影)、右上:エレベーターホール(2012年9月撮影)、右下:エントランスホールラウンジ(2012年9月撮影)

左:エントランス前オブジェ(2012年9月撮影)、右上:エレベーターホール(2012年9月撮影)、右下:エントランスホールラウンジ(2012年9月撮影)

エントランスホールラウンジ(2012年9月撮影)

エントランスホールラウンジ(2012年9月撮影)

スカイラウンジ(2012年9月撮影)

スカイラウンジ(2012年9月撮影)

コンセプト

岐阜の地力を、未来へつなぐ

本建物はJR東海道線「岐阜」駅前の市街地再開発事業として、新しい都心居住の実現を目指しました。全体としては東棟・西棟・駐車場の3棟で構成され、住宅を軸に岐阜大学サテライトやビジネスホテル、店舗などの多様な施設により、新たな交流を生み出しています。また駅に直結する歩行者デッキは高い利便機能を持ち、制振構造による安全性を確保、地球環境に適合する駅前タワーレジデンスとして結実しました。

新しい賑わいと活気づくり、新たにつくる人の流れ、新しい交流の場づくり

  • 人の流れを誘引する駅からのアイキャッチとしての大屋根
  • 多種多様な人の交流と、人の活力を育むペデストリアンデッキと直結したオープンスペース
  • 多用途の複合施設と合わせて賑わいを創出

まち

都市としての新しい風景の創造、永住型都心住居の実現

  • ツインタワーのある駅前スカイラインの創出
  • 白を基調とした外観と乳白色のガラス手摺
  • 雨に濡れない屋根付きペデストリアンデッキ
  • 住戸の可変性向上により永住型都心居住を実現するSI構造
  • 住戸内温度差を軽減しヒートショックを抑制する全室床暖房

環境

自然と共存してきた岐阜の古き良き文化・風情の継承

  • 地元の魅力再生の為、地元出身アーティストのオブジェを設置
  • 地元名産の石、木、紙等の自然素材をイメージしたインテリアデザインのマテリアル選定
  • 雨に濡れない屋根付きペデストリアンデッキ
  • 岐阜に住まうことの魅力を高める、岐阜城及び長良川を望むスカイラウンジ

審査委員の評価

高級を標ぼうするタワーマンションにありがちな過剰な意匠を施すことなく、四周にシンプルにバルコニーをまわし乳白色のガラス手摺を採用した清々とした外観は評価に値する。賑わいを創出するためのペデストリアンデッキとの連続や各種の機能との複合も駅前という立地にかなっているが、足元のデザインにはさらなる洗練が期待される。

物件概要

物件名
ザ・ライオンズ一条タワー岐阜(分譲済み)
所在地
岐阜県岐阜市吉野町6丁目31番
交通
JR東海道線「岐阜」駅徒歩2分、名鉄名古屋本線「名鉄岐阜」駅徒歩8分
地域・地区
商業地域、防火地域、高度利用地区
敷地面積
6895.32㎡(登記記録)
総戸数
272戸(住居270戸 集会室1戸 スカイラウンジ1戸)+店舗・事務所・ホテル・飲食店・物販
構造・規模
鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)、地下1階・地上37階建て
入居開始日
平成24年9月25日
設計・監理
日本設計・大建設計 設計監理共同体
施工
戸田建設株式会社 名古屋支店
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