グッドデザイン賞受賞

2015年(住宅・住空間部門)

4G HOUSE

みんなの部屋(2014年7月撮影)

みんなの部屋(2014年7月撮影)

母の部屋(2014年7月撮影)

母の部屋(2014年7月撮影)

祖母の部屋(2014年7月撮影)

祖母の部屋(2014年7月撮影)

ひとりの部屋(2014年7月撮影)

ひとりの部屋(2014年7月撮影)

私と娘の部屋(2014年7月撮影)

私と娘の部屋(2014年7月撮影)

井戸端コーナー(2014年7月撮影)

井戸端コーナー(2014年7月撮影)

みんなの部屋(2014年7月撮影)

みんなの部屋(2014年7月撮影)

コンセプト

4つの世代(Generation)、4人の女性(Girls)が、それぞれ自立するために集まり、お互いを支え合いながら、世代間を継ぐ住まい

当社は、これまで一般的な家族を対象にファミリータイプ・DINKSタイプといった住宅を主流として供給してきました。
しかし、家族の世帯構造は時代とともに少しずつ変化してきています。少子高齢化の進行や離婚率の増加などに伴って、単身世帯や2人世帯といった小規模な世帯が増加する一方で、経済的な面でも、日常生活の面でも、それらの世帯が単身では暮らしにくくなっており、この傾向は今後もより顕著になると考えられます。
そこで「1つの世帯に1つの住まい」ではなく、少人数の世帯同士が集まり、お互いにサポートしながらも、各々が自立しいきいきと永く暮らせる新しい住まいのカタチをつくろうと考えました。
様々な事情を持つ「祖母、母、私、娘」の 4つの世代、4人の女性が、それぞれ自立した個人として、同時にお互いを支え合い、世代間を継ぐ住まい。それが私たちの提案する「4G HOUSE」であり、新しい世帯構造に対応する住宅の解答の一つです。

4G HOUSE 間取り図
4G HOUSE 間取り図

NEXT21設計パートナー・コンペティション

大阪ガス株式会社が所有する実験集合住宅「NEXT21」は、1994年に居住実験を開始し、当初から環境との共生をテーマに、スケルトンインフィル方式などの建築システムや自然生態系の復元、エネルギーシステムに関する実験を大阪ガス社員家族が実際に住みながら検証する住宅です。そのNEXT21において、2013年、404住戸および501住戸の2住戸を対象に、設計パートナーを選ぶコンペティションが実施されました。このコンペに参加し、「2020年の家族の家」をテーマとした404住戸の改修案に、応募した「4G HOUSE」が採用され、実現した物件です。

受賞理由

本対象は、実験集合住宅として名高い「NEXT21」における住戸の改修プロジェクトである。4つの世代、4人の女性が、それぞれ自立するために集まり、お互いを支え合いながら暮らすための空間は、みんなの部屋の他に1人になれる部屋をシェアすることで、コミュニティとプライバシーを巧みにデザインした秀作である。典型的な近代的家族像が過去のものになった現在、単身世帯や2人世帯等の小規模な世帯の暮らし方に新たな提言を試みている。

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