名古屋といえばどんなことを思い浮かべますか?
グルメ好きなら、ひつまぶしや味噌カツなどの「なごやめし」でしょうか。歴史に興味があれば、織田・豊臣・徳川の三英傑かもしれません。

今回は、名古屋がもつ色々な魅力について、街の基本情報から生活情報まで幅広くご紹介したいと思います。名古屋に興味があったり、住む予定があったりする方はぜひ参考にしてみてください。

  • 名古屋の基本情報
  • 名古屋の暮らしを楽しむ
  • 住みたい街としての魅力

名古屋ってこんな街!

日本列島のほぼ真ん中に位置する名古屋は、16区から構成されています。面積は約326km²あり、東京23区の半分ほどの大きさです。

名古屋市は政令指定都市で人口第3位の大都市

名古屋市の人口は約230万人。政令指定都市では、横浜市と大阪市に続く3番目の都市です。また、名古屋を中心とした愛知県、岐阜県、三重県に及ぶ都市圏は名古屋圏(中京圏)と呼ばれ、東京圏(首都圏)と大阪圏(近畿圏)と合わせて、日本の3大都市圏といわれています。

名古屋の気候は日本全土の縮図

名古屋の気候は比較的おだやかといわれていますが、夏の蒸し暑さや、冬は「伊吹おろし」と呼ばれる冷たい北西の季節風が吹きます。季節によっては、厳しく感じることもあると言われますが、四季の移り変わりをはっきりと感じられる、まさに日本らしい気候といえますね。

世界有数のものづくり都市圏

愛知県の製造業の出荷額が38年連続で日本一になるというほど、名古屋を中心とする名古屋圏経済は製造業がとても盛んです。高い生産機能と産業集積(地域内に多数の企業が集まり、深く連携すること)を背景に、日本国内はもちろん、海外へもたくさんの工業製品を供給しています。

また、無借金経営のことを俗に名古屋式経営と呼ぶほど、名古屋には堅実に経営している企業が多いといわれています。そのため、バブル経済やリーマンショックなどによる不況時でも、名古屋の企業の多くは早く立ち直ることができました。

交通について

東京と大阪の中間に位置し、高速道路や新幹線など交通網が発達している名古屋は、日本のどこに行くにも便利な街です。都市部に目を向ければ、100m道路に代表されるような幅が広く走りやすい道路が密に整備されています。名古屋中心部を南北に走る久屋大通と東西に走る若宮大通は、名古屋が誇る2本の100m道路として、都心交通の要です。
また、市内主要部のほとんどのエリアをカバーするくらい地下鉄網も発達しています。
2005年には中部国際空港セントレアが開港され、国内はもちろん海外へも移動しやすくなりました。名古屋鉄道(名鉄線)を利用すれば、名古屋駅から空港まで最速28分で到着できます。
また、名古屋の南西部は海に面し、日本屈指の国際貿易港である名古屋港があります。

名古屋の暮らしを楽しむ

ここからは、名古屋の文化についてみていきましょう。土地の文化を理解すると愛着が増し、そこに暮らすことが楽しくなるかもしれません。

食べる

名古屋には「なごやめし」と呼ばれる特有の食文化があります。みそかつ、手羽先、ひつまぶしなどのように、名古屋やその近郊で愛されてきたメニューです。「なごやめし」は、今では地元住民だけでなく、日本全国にまで広がりました。

・ひつまぶし:
ご飯の上に小さく切り分けたうなぎのかば焼きを乗せた(まぶした)料理です。一緒に、わさび、刻み海苔、刻みネギなどの薬味と、出汁やお茶が付きます。
とりわけ茶碗によそって、好みの食べ方を選ぶことができます。オススメをご紹介すると、まずはそのままうなぎのかば焼きとして食べてみてください。続いて、薬味を使って自分好みの味付けでいただくのがよいでしょう。最後の締めくくりは、お茶もしくは出汁を注いだお茶漬けです。

・手羽先唐揚げ
鶏の手羽先をから揚げにして、秘伝のタレを塗り、塩・胡椒・白ゴマなどをふりかけた料理です。パリパリとした食感とスパイスの効いた味はやみつきになります。名古屋で「手羽先」というと、鶏肉の部位ではなく、この料理の事を指す場合が多いくらいです。

・味噌カツ
八丁味噌などの豆味噌をベースに、店ごとに工夫を凝らした独自のタレを豚カツにかけた料理です。そのままおかずの一品として食べることもあれば、カツ丼やカツサンドの形で提供されることもあります。

・味噌煮込みうどん:
名古屋名物の豆味噌仕立てのスープとうどんを土鍋でグツグツと煮込んだ料理です。(うどんの他に、名古屋名物のきしめんを使った味噌煮込みきしめんなども有名です。)

・きしめん
水、小麦粉、塩を練って作る麺で、うどんよりも薄く平たい形をしています。一定の基準を満たしたものは、「名古屋きしめん」と表示することができます。

歴史に触れる

名古屋は、街中のいたるところで日本の歴史上の史跡・旧跡を見つけることができる街です。歴史に触れながら暮らしてみたい人にはオススメの街といえるでしょう。
織田信長・豊臣秀吉・徳川家康は名古屋と深い関わりをもち、三英傑と呼ばれて親しまれています。歴史にゆかりのあるスポットでは、イベントやお祭りなどが頻繁に開催されているので、一年を通して何度も訪れることができるでしょう。

・熱田神宮(あつたじんぐう)
熱田神宮は名鉄名古屋駅から電車を利用して約10分で着きます。日本神話にも登場する三種の神器のひとつ草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)が納められています。名古屋市民はもちろん、全国から参拝者が訪れる人気のスポットです。
熱田神宮では年間60回ほど祭典が執り行われます。祭典がない時の境内は、大都会の中にありながら静寂で、市民のオアシスとして親しまれています。

・名古屋城
名古屋城は名古屋駅から地下鉄を利用して約15分で着きます。金の鯱(しゃちほこ)で有名な名古屋城は、徳川家康が天下統一の最後の布石として築いた城です。時代や定義など諸説ありますが、名古屋城は日本三名城の一つに数えられることもあります。
また、名古屋市では名古屋城天守閣の木造復元プロジェクトが進行中です。名古屋城は貴重な歴史的資料が残っているため、史実に忠実な復元ができる唯一の城郭と言われています。
名古屋城では春夏秋冬の「城フェス」が開催されます。例えば、2017年の夏まつりでは、盆踊り大会や縁日、ビアガーデンが連日開催され、日替わりで音楽フェスティバルやお笑いライブなども行われました。

・有松(ありまつ)
有松は名古屋市内にありながら江戸時代の面影を残している町です。名鉄名古屋駅から有松駅までは、電車に乗って約25分で着きます。
有松は絞り染めの産地として栄え、その絞り染めは伝統工芸として今も受け継がれています。

市民が認める住みやすい街

便利な生活環境のおかげで、名古屋の住みやすさは市民から高く評価されています。

市民から住みやすい街と高い評価

平成28年度に名古屋市が実施した調査「名古屋の魅力・住みやすさについて」によると、約9割の市民が「名古屋は住みやすいと思う」と回答しました。名古屋を住みやすい街と評価した理由として、「買い物する場所などが近くにあって生活に便利」が最も多い回答となり、さらに、「交通の便がよい」、「住環境がよい」と続いています。
他にも、「今後も住み続けたい」という人が8割以上、「愛着を感じている」と答えた人も8割以上と、住んでいる人達がとても満足していることがわかる結果となりました。

名古屋は歴史があり・経済的に発達している大都市というイメージをもつ方も多いと思いますが、実はとても住みやすい街なのです。都会的な生活はもちろんですが、街中の公園や、郊外の緑豊かな自然に触れられる環境は、名古屋の魅力として市民から評価されています。

生活するのに便利な街

名古屋は買い物をする場所がとても多く、生活にとても便利な街です。名古屋駅や栄駅周辺にはデパートやブランドショップなど、都心から少し離れれば、ホームセンターや大型店舗などがあります。
また、名古屋の地下街は、広く発展していて飲食店からファッションブランドまで揃っています。実は、日本全国の駅ごとの地下街総面積では、1位の新宿駅 に次いで、栄駅(2位)、名古屋駅(3位)といわれるほど、実力を有しているのです。
市内主要部のほとんどのエリアをカバーする鉄道網を利用すれば、いつでも気軽にショッピングに出かけられますね。また、車で買い物に出かける時でも、幅が広く整備された道路が多いので、運転のストレスなくショッピングを楽しむことができます。

水道水のおいしい街

名古屋の隠れた魅力は水道水がおいしいことです。
水量が豊かで良質な木曽川から取水している名古屋の水道水はとてもおいしいと評判で、市民アンケートでも高く評価されています。法律で定められた水質基準はもちろん、国の基準よりも厳しい独自の指標「名水の要件」を定めています。

市民の9割が住みやすいと答える名古屋の魅力はいかがでしたか?
生活に便利な都市機能と、居住地としての生活環境や自然環境がちょうどよく調和したおかげで、実際に住んでいる人たちが住みやすい街と感じているのかもしれませんね。
市民が認める街、名古屋で暮らすことを検討してみてはいかがでしょうか?

参考データ

産業の名古屋2016
平成28年度第55回市政世論調査
名古屋市上下水道局