札幌住まいガイド

いいっしょ!札幌人 愛と偏見に満ちた札幌人物考

そもそも、同じ親から生まれた兄弟だってそれぞれに性格が違うのです。ですから本来は土地の違いによって性格を分析するのはとても難しいこと。しかし、そこをあえて、札幌人ウォッチング!へぇ、なるほど。え、ホント?きっと様々なご意見があると思いますが、それはお許しいただくとして、ここでは、ほぼ勝手に「札幌の人って、こんな人が多くない?」というレベルで、札幌人を人間観察してみたいと思います。

おおらか 〜にこやか、フレンドリー、気にしない

たとえば地下鉄に乗って、小さな子どもを介して隣同士の席の人がすぐにフレンドリーに話し出す。会社では上下の関係をあまり気にすることなく、のびのびと仕事に取り組める。居酒屋で隣になったグループ同士が意気投合、知らないうちに一緒に飲んでる。タクシーに乗って、運転手さんと景気について話が弾む。決して垣根を作らない人間性。みんな仲良く、楽しければ、札幌人はうれしいのです。

おおざっぱ 〜本来のものを大切にする。こだわらない。

たとえば、それは料理を見てもわかると思います。京料理は見た目も味も繊細。札幌では「カニを茹でて、かぶりつく」、「ジャガイモを茹でて、上にバターをのっける」、「ジンギスカンは鍋で大胆に肉と野菜を焼く」。北海道は素材自体がおいしいので、余計な手を加えないという習性がついているのかもしれません。性格も、物事にこまごまとこだわらない。何事も笑っておさめる、おおざっぱな性格の人が多いようです。

よく食べ、よく飲む 〜楽しく食べて、おなかいっぱい。それが幸せ

夏、大通り公園のビアガーデン。男性も女性も、なんともまぁ、よく飲む、よく食べる。ジョッキを軽々と飲み干し、次から次へのおかわりコール。おつまみもテーブルいっぱいに並べ、決して飲むだけにはとどまりません。札幌はワリカン志向が強いので、男性も上司も気にせずガンガン飲めるとか。女性たちも特におごられることに期待はなし。みんなが一緒に楽しく飲んだり食べたりすることにハッピーを感じるようです。

愛想よし〜最後まで話を聞いてくれて、ありがとう

相手が愛想よく聞き上手なので、ついつい気分よくなって長話。にこやかに「本当ですか?」「そうなんですか?」など相槌の打ち方も絶妙。でも、ある程度になったら、心は上の空。本来は関心のない人、話には付き合いたくないというのが本心。でも、おおらかさと人当たりのよさが特徴の札幌人はきっと最後まで話しにお付き合いしてくれます。感謝すべきか、イヤならはっきり言ってくれと叫ぶべきか。

女性が強い、たくましい 〜男性が弱いわけじゃないけれど

誰がその名をつけたか、冬のママさんダンプ。冬の雪掻きは女性がせよということか。
一戸建てに暮らす家庭の主婦たちはあまり雪掻きをしない主人への怒りを感じながらも、たくましく冬の雪掻きをこなします。開拓時代、男女の区別なく働いてきたという歴史が北海道の女性をたくましくしたという説もありますが、単純に男性より女性の方が男気があって、たくましいのかも。

自立心、独立心が強い 〜冷たいのではなく、あっさり、さっぱり

つねに全国で1、2位を争う離婚率の高さ。その実態も、ほとんどが女性からの別れの宣告が多いとか。札幌は地縁血縁を大切にするという土地柄ではないので、世間体を気にすることもなく、ただ自分の気持ちに正直に行動する人が多いようです。特に女性は何事もスパッと割り切る気質が強いのかもしれません。親子の同居率も低く、それは親子であろうとも、それぞれに独立した考え方をもっているから。冷たいのではなく、お互いに距離感をうまく保つことを生き方の基本としているのでしょう。その分、相手を思いやる気持ちも強いのが特徴です。

流行に敏感 〜逆を返せば、熱しやすく冷めやすい!?

東京の表参道を札幌人が歩いても、そのファッションセンスは全然東京人に引けを取らないといいます。ファッションや音楽の世界では札幌がパイロットマーケットになっているケースが多いことからも、あたらしもの好きで流行に敏感な札幌人の気質が伺い知れます。「流行は札幌から」なんていわれるのは、ちょっとうれしいものです。でもその反面、食いつきは速いが、飽きるのも速いというのもまた真なり。よく言えば、札幌人はいくつになっても子どものような心をもっているということでしょうか。

都会であっても、ハートは北海道 〜道を尋ねやすく、親切

きっと東京や大阪に行ったことのある人は、同じことを思うでしょう。大都会の人って、なんであんなに歩くのが速いの?ってこと。札幌ももちろん都会です。でも根っこの所に札幌人である前に北海道人という気質があるから、大地をゆっくり踏みしめながら歩く牛や羊たちの速度とどこか近いのでしょうか。そして人に穏やかな雰囲気があるから、道を歩いていても、あまり構えることなく自然に道を尋ねることができます。優しく笑顔で答えるくれる札幌人への観光客の印象はとてもいいようです。

札幌の人は、このマチが大好き 〜夢をかなえる場所は、故郷

近年の札幌の若者たちの傾向を見てみますと、学校を出てもあまり東京で就職したいとは思わなくなったようです。通勤や人間関係に無理することなく、自分の住むこのマチで働いて、夢を見つけていきたいという現実派が増えたということでしょう。そして誰もがほとんど口を揃えていうことが、「札幌というマチが好き」ということ。自然も豊かで、都会度も、きっと自分たちにちょうどいい。自分のマチがちゃんと好きといえる。それだけで、札幌人はどこか清々しく凛としているように思えませんか。

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