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広大な北海道の
人と街をつないで
JR 林 私どもJR北海道は、国鉄分割民営化により1987年4月に発足しました。鉄道事業を通して道民の足として、人々の生活に欠かすことのできない交通インフラを担ってきました。
大京 堀田 この広大な大地で道民の足をささえるお仕事はさぞ苦労が多かったでしょう。
JR 林 積雪寒冷地という特殊な気象条件の中で、これだけの規模の鉄道事業を運営している会社は、世界的に見ても数少ない存在です。現在この時間も当社社員が、24時間365日、お客さまの安全と安心を最優先に絶え間なくそれぞれの業務を遂行しています。
大京 堀田 今では交通だけでなく他方面で北海道の経済をささえていますね。
JR 林 はい。たとえば「JRタワー」や、「北海道四季マルシェ」「キヨスク」などのエキナカ商業施設をはじめ、「JRイン」などのホテル、賃貸マンション「ジュノール」、サービス付高齢者向け住宅「ブランJR」などを展開しています。
大京 堀田 交通だけではなく、商・住においても道民の皆さまの暮らしをサポートしているのですね。
JR 林 はい。JR北海道グループ長期経営ビジョン「未来2031」にて示しているように、鉄道の活性化とまちづくりにより「住んでよし、訪れてよし、北海道」を実現する企業グループを目指しています。
私たちがともに思うのは
お客さまに安心を
届けること
JR 林 大京さんはマンションデベロッパーとしてはかなり老舗ですよね。
大京 堀田 大京のマンションブランド「ライオンズマンション」の誕生が1968年ですから、50年を越えています。北海道に進出したのが1972年で、この地で238棟を供給※2してきました。おかげさまで多くの方に認知されるマンションブランドに成長しました。そして、2023年にはマンションブランドを「THE LIONS」にリブランドしました。 今後も絶えずお客さまのニーズにお応えする快適な住まいづくりに努めたいと思います。
JR 林 事業も幅広く展開されているようですね。
大京 堀田 はい。分譲マンションや賃貸マンションなどの住宅関連事業、市街地再開発事業、ホテルや遊休不動産を最適化して新しい企業価値創造へつなげる不動産開発事業なども行っています。
JR 林 不動産開発の形態も変革期を迎えているのでしょうか。
大京 堀田 そうですね。しかし、基本姿勢みたいなものは実はあまり変わっていないんです。私どもはすべての事業において「お客さまの暮らしと安心と満足を考え提案する」という姿勢でのぞんでいます。「安心」を提供するという部分ではJR北海道さんの理念と共通しています。