新築・分譲マンション「公式」ザ・グランアルト札幌 苗穂ステーションタワーのスペシャルインタビュー:自然とのつながり | 札幌市中央区「苗穂」駅徒歩1分

SPECIAL INTERVIEW 株式会社ランドスケープ・プラス 代表取締役 平賀 達也氏


都市にいて、自然とつながる
かえがえのない出会いや物語が
受け継がれていく場所

どのような経緯で、今回のプロジェクトに参加されたのですか?

新たに計画されているタワーマンションの周囲にゆったりと広がる空間に「公園をつくりたい」ということでお話をいただきました。移転して生まれ変わる苗穂駅の北口エリアに、人々が思い思いに交流を楽しめる場を創造し、地域の発展につなげたいという「NAEBO STATION PARK PROJECT」について説明をお聞きし、たいへん大きな意義を感じました。
このオーダーをいただいた背景には、私どもが手がけ、2016年、都市の真ん中に開園した「南池袋公園」の成功もあると思います。「南池袋公園」は、“都市のリビング”として多くの方々の生活に根づき、さまざまなストーリーを紡ぎはじめています。苗穂をそんな素敵な場所にするためにぜひお役に立ちたいと思い、お引き受けしました。

写真提供:株式会社ランドスケープ・プラス
[ 南池袋公園 ]
2017年度グッドデザイン賞受賞。池袋の都市再生プロジェクトの象徴ともいえる都市公園。地元住民の参加による持続可能な公園経営を実践している。
外観・交流の広場完成予想図

プランを具体化していくために、
最初に始めたのはどのようなことですか?

まず、自分たちでじっくりとリサーチをしました。現地を訪れ、丹念に見て歩いたのはもちろん、札幌の歴史についても詳しく勉強しました。
苗穂という地名はアイヌ語の「ナイ・ポ」(小さな川)がもとになっていると言われています。その名が示す通り、いまの苗穂駅周辺には伏籠川の水源のほか、多くの小川や泉があったそうです。

計画当初は、伏籠川をここに再現しようというプランも考えましたが、ただ水辺をつくるのではなく、自然がもたらす雨や雪をこの土地に浸透させて樹々がその水分を吸収し、光合成によって大気に蒸散させる自然循環を形成することにしました。
そのために、「ザ・グランアルト札幌 苗穂ステーションタワー」一帯の、時間や季節ごとの日照を仔細に調査。どこにどんなスペースを配置するか、樹の種類や植える場所をどう計画するかを徹底的に検討しながら、全体のデザインを追求しました。

写真提供:株式会社ランドスケープ・プラス
[ 二子玉川ライズ ]
広大なルーフガーデンに、多摩川流域の自然環境を再生。都市と自然がコンパクトに融合したライフスタイルを、未来に向けて育んでいる。
外観完成予想図

植栽計画にも、きめ細かく目配りされているんですね。

たとえば、樹を選ぶにしても、実際に一本一本を目で確かめながら決めていきます。植栽は、樹々の姿形や樹種をどう組み合わせるかによって、自然にも人工的にも見えてしまう。ただ綺麗に並べればいいというものではないので、そこには徹底的にこだわります。

空間を美しく整えるだけがランドスケープ
デザインの役割ではない、ということですね。

ランドスケープデザインとは、単なる景観や公共空間をつくることではなく、「人とのつながり」とか「地域とのつながり」「自然とのつながり」をデザインすることだと考えています。「ザ・グランアルト札幌 苗穂ステーションタワー」は駅直結のマンションではあるのですが、駅からまっすぐ家に帰らないで、ここでちょっとビールでも飲もうかみたいな気分にさせる、“もうひとつのリビング”のような場所にしたいですね。

写真提供:株式会社ランドスケープ・プラス
[ ライオンズ港北ニュータウンローレルコート ]
自然と人間のつながりを生み出す環境共生住宅を追求。生物多様性に配慮した自然環境と、創エネ・蓄エネ・省エネを促す先端技術を融合させている。
外観完成予想図

このプロジェクトに携わる中で、
いちばん大切にしていることは?

これまでの街づくりは、効率化や利便性が何よりも優先されていましたが、苗穂では「都市にありながら自然の中で生きている」という実感をもてる豊かさの実現をめざしています。さらには、その土地の歴史をひもとき、過去から現在、未来へとつながる時間を意識した、永続性のある空間にしていくことが重要です。
今回は、都市計画としてのプロジェクトなので、建設に携わるデベロッパーだけでなく、自治体にも共感を形成しながらプランを具体化していくことが欠かせません。ひとつひとつをていねいに進めることで、地域の財産として後世に伝えていける、愛される環境づくりが可能になると思っています。

写真提供:株式会社ランドスケープ・プラス
[ 大和市文化創造拠点シリウス ]
大和市の自然や歴史を学べるテラス空間を創出。地域を象徴する緑の丘のようなランドスケープが、未来を担う子どもたちの心と知性を育てる。
1階北側エントランス完成予想図

ここから生まれる新たな街は、
どんなふうに成熟していくとお考えですか?

隣接するサッポロビール園にも、すばらしい建物が点在し、美しい緑が広がっています。そこと上手に連携することで、今回のプロジェクトはいっそう有意義なものとして成熟していくのではないでしょうか。
札幌という街には、大通公園しかり円山公園とか中島公園もそうなんですが、公園という場で人々がつながり、地域コミュニティを形成してきた歴史があります。苗穂駅北口エリアでも、「ザ・グランアルト札幌 苗穂ステーションタワー」とその周囲を豊かに彩る広場から、たくさんの素敵な出会いや物語が生まれ、世代をこえて受け継がれていくといいなと思っています。

写真提供:株式会社ランドスケープ・プラス

完成予想図は図面を基に描き起こしたもので、実際とは多少異なります。
絵図中の樹木は、ある程度成長した状態の予想図です。また特定の季節や建物完成時の状態を想定して描かれたものではありません。
植栽計画の形状・色等は今後変更される場合があります。
共用部の設置家具の内容・色等は変更になる場合があります。
共用部分の使用条件・使用料等は管理規約によります。
掲載の絵図・写真などの無断転載を禁じます。

page top